初夏の訪れを感じるアイテムにサラダ玉葱がなってきた。品種改良された食べ物だと言えるんだろうけれども、火を通したり、湯引きしないでも玉葱が食べられるのは今でも奇妙な感じがします。玉葱の芯は食べないように気をつけるように母に言われた注意が胸の奥にあるからです。わたしは青く育ってないようだったらそのまま出来るだけ玉葱を使うんだけれども、母は外の皮も芯も、随分と捨てていました。人参などでもそう。
土の匂いがするのでわたしは好きだったけれども、逆に言えば農薬が凝縮しているところだからと食べるわたしを気遣って野菜の切り捨てる部分が多かったようです。ほうれん草などから身体に悪い成分が検出されたと報道で賑わっているけれども、土の中で育って出来る野菜には農薬などの影響は避けられないものです。