帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンの最初のレコードが発売されたのは1939年。最初の記念すべきレコード録音セッションは前年の12月9日、モーツァルトの歌劇『魔笛』序曲でスタートしました。欧米ではこれが最初のレコードとして発売されたわけだけど、日本では翌年のベルディの歌劇『運命の力』序曲が先の発売となりました。
華々しさを感じるので日本のレコード販売戦略としては、『運命の力』序曲を選んだのでしょう。今だと軽やかにモーツァルトでデビューというのがおしゃれなのかもしれませんが、戦前の日本でのモーツァルトの認識度は宜しくなく。写真の様な優男のカラヤンなので、軽んじられていたのかも。
しかしまぁ、よか男ばい。むしゃんよかなぁ~♪