2011-07-31
特選・涼しく感じるクラシック 25曲
古楽の楽しみ -18世紀中頃に活躍したイタリアの作曲家-(3)オペラの改革を偽名でトライ http://amzn.to/oee22E
昭和の世には音楽学校の生徒は、流行歌を歌うことは禁止されていて吹き込みをするなんて以ての外。藤山一郎さんは小さい弟、妹たちのために流行歌手に成る事を選択。ミス・コロンビアと名乗った松原操なども、レコード会社との専属で作詞、作曲家たちが違うレコード会社の歌手に惚れてあえて歌って貰いたいと別名で提供した策もありました。が、藤山一郎さんほどの歌声は隠しようがなかったでしょう。
バロック音楽の時代、偽名で発表したオペラが大成功したヨンメッリ。NHKでの表記はヨンメルリとなっていますが、名を騰げることよりも作品に対する素直な反応を見てみたかったのでしょう。幼少期のモーツァルトが父親と旅をしながら新しい音楽を学んでいた頃に、このヨンメッリに逢っています。ヨンメッリはソロ歌手の"のど自慢"を引き立てることより物語や脚本に重点を置くことに関心が強くて、伴奏程度だった器楽合奏を充実させ合唱曲も良くしました。グルックのオペラ革新に匹敵するヨンメッリの行ったオペラ改革は、モーツァルトの幼心にしっかりと刻み込まれたようです。 http://amzn.to/oee22E
古楽の楽しみ -18世紀中頃に活躍したイタリアの作曲家-(3)
わたしの『涼しく感じるクラシック』は《森のささやき》 - NHK-FMクラシック・リクエストでは、あなたの『涼しく感じるクラシック』を募集中です。
涼しく感じるクラシックとしては川や海、或いは高原を感じさせる楽曲をまず思い描きます。ダンディの《フランス山人の歌による交響曲》は、お洒落な交響曲(?)で中学生の時に出逢ってからは夏になると良く聞き返していました。夏山と言えばリヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》も聞き終えたあとで涼しく感じます。登山の途中で滝に見惚れたり、山頂に立った気持ちよさを味わう間もなく雷と激しい雨で下山を急ぐ。宿に帰り着いた時はびしょ濡れだ。
純器楽曲となればシューベルトの《ます》や、シューマンの《ライン》でしょう。ヴォーン=ウィリアムズには《南極交響曲》なんて猛吹雪が出てくるスペクタキュラーな大曲があるけれども、ライン川から覗き込むキラキラとした水面と緑の木々を感じさせる"川"が主役のクラシック曲の方が涼しさを感じます。
東日本の皆さん、地震被害はありませんでしたか?朝までは早いけど、早めの朝ご飯で気持ちとお腹を落ち着けてはいかがでしょう?
震度5を越えているところもあるようで、東日本の皆さん大丈夫ですか?ちょっと長めに感じられた揺れだったそうで目覚めた方も多い様子。ぶり返しなどに心配で直ぐ寝直せない心境では無いでしょうか。そうだったら、朝までは時間があるけれども食事を作ってゆっくり食べてみてはいかが?
朝になる前に急変が起こったら大変。
熊本は何事もなかったのですが、空気がピーンと張っています。以前桜島が噴火した時の様。それで朝ご飯をすませました。
辛子明太子とチキンカツとふりかけ。
台風が来るってニュースの時や、地震が起こった時に母が夜のうちにおにぎりを支度していたのを思い出しました。朝になって作ることができなくなっているかもしれないし、急に用事が増えることになるかもしれない。そうした時は夜中につまみ食いをしてもしかられなかった。子供としてはワクワクするピクニック前のような思いをしていたのを思い出しました。
うっとりと聴き入ってしまうこと請け合います☆ザ・グリュミオー・トリオ / モーツァルト:6つの前奏曲とフーガ K.404a レッド・ラベル http://amzn.to/rq3qRc
思う存分に弦の響きに酔いしれること、請け合いです。寸分の隙もない、グリュミオーの個人芸もヴェーグ四重奏団のヤンツェル夫妻と音の飛びっきりの美しさをうっとりと聴かせてくれて聴き込んでしまいます。オーケストラの最小単位である弦楽四重奏では無くて、三重奏という事で緊張感も和んでいます。その三重奏というスタイルはどうも、日本のクラシック音楽ファンには馴染み薄いようですがモーツァルトの弦楽三重奏のための数曲は特別。録音も優秀でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれ3つの楽器の動きが分かり易く、良く融け合った響きで捉えています。 http://amzn.to/rq3qRc
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