赤川次郎の小説を角川春樹事務所が映像化した「Wの悲劇」。その劇中劇で三田佳子が、「今日だけ譲るわ」と薬師丸ひろ子にカーテンコールを受けさせる時に使われていた音楽が「フォーレ:レクイエム」。ウルトラセブンの最終回でモロボシ・ダンがアンヌ隊員に告白するシーンで印象的だったピアノ協奏曲はシューマンの作曲。最終回の準備に入った時に音楽を担当していた冬木透に似たような音楽をと要望があったそうです。↙
↗でも制作費の都合で全く無頓着なことにスタッフが持っていたレコードを使った。勝手に放送に使って後日許可を取った時に、書面一枚ですんだというレコードの全曲は「グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲」で聴く事が出来ます。ウルトラセブンの最終回に感動して、ドラマCDなんて当時はなかったからシューマンのLPレコードを聴いて回想していた高校生とか、大学生とか居たんじゃないかしら。今、クラシックが好きだという人たちにも出発点はシューマンのピーコンだったって答える方はいると思います。角川映画「Wの悲劇」を観て、フォーレのレクイエムを足掛かりにクラシック音楽に親しむようになった人もいるのですから。
☆通販レコード 2009年12月9日紹介時のコンディション☆
【管弦楽曲】
- レーベル:米ANGEL
- レコード番号:35019RS
- (ディスコフィル・フランセ原盤)
曲目
フォーレ:レクイエム
演奏
- モーリス・デュルフレ(org)
- アンドレ・クリュイタンス指揮
- LES CHANTEURS DE SAINT-ESTACHE AND ORCHESTRA
試聴感とレコード盤、ジャケットのコンディション:
- 原盤はディスコフィル・フランセ。極めてレアなクリュイタンス1回目のモノラル録音の、フォーレのレクイエム。米エンジェルの発売ですが、スタンパーとプレスは英国。2回目のステレオ録音が決定盤のように言われますが、あれは表情過多とむしろ、素朴なこの1回目の録音を評価する人も多い名盤です。 ディスコフィル・フランセ盤は超高価。
- 盤はスレは見られますがノイズになるようなことはなく、部分的にチリ音が聞かれますが鑑賞の邪魔になるレベルではなく、良い状態で鑑賞できます。
- ジャケットは正面、裏面共にきれいですが天の部分右の方に、若干のハガレがあります。
ⓇNM
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価格(税込み、送料込み価格) 9,000円(9,450円)
お問い合わせはこのエントリーに、コメントして下さい。稀少なオリジナル盤を紹介しているアマデウスクラシックス( http://amadeusclassics.otemo-yan.net/ )で扱っているレコードは 一点物ですから、同じコンディションのレコードは再びご用意は出来ませんが、御希望の場合は探しますのでご連絡下さい。
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