2011-08-05

台風9号の風を熊本でも感じるようになりました。

台風9号が沖縄全域をのみ込んでいます。どちらに進路を向けてくるのか、毎年の統計は今年は何かと役には立ちそうには無さそうです。午後から風はあったけれども夕方になって台風の風だなと感じられるようになった熊本。夜半強かった風向きが深夜2時頃から著しく方向が変化しています。東から強めに吹いていたかと思えば、徐々に湿度を持った生暖かい風を押しつけてくるようになりました。

非常に強い台風9号は、沖縄本島全域を暴風域に巻き込みながら沖縄本島の南南東の海上を西へ進んでいます。5日昼すぎに沖縄本島に最も接近すると見られ、気象台は、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁の発表によりますと、非常に強い台風9号は、午前1時には、沖縄県那覇市の南南東150キロの海上にあって、沖縄本島全域を暴風域に巻き込みながらゆっくりと西へ進んでいるものとみられます。中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から北側220キロ、南側170キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。沖縄本島地方では、非常に強い風が吹いていて、うるま市の宮城島で午前0時24分に41.5メートル、那覇市で午前0時12分に39.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。台風は勢力を保ったまま、このあとも西よりに進む見込みで、5日昼すぎに沖縄本島に最も接近し、宮古島地方も昼すぎに暴風となる見込みです。最大風速は、沖縄本島地方で40メートル、宮古島地方で35メートルと予想されています。波の高さも、沖縄本島地方で11メートル、宮古島地方で10メートルなど猛烈なしけになる見込みです。また、台風の発達した雲がかかり、沖縄本島地方では雷を伴い1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、6日午前0時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、沖縄本島地方で200ミリ、先島諸島で150ミリと予想されています。台風の動きが遅いことから、気象台は、暴風や高波が長時間続くおそれがあるとして警戒を呼びかけるとともに、高潮警報を出して、港や海岸付近での高潮による浸水にも警戒するよう呼びかけています。

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