2011-01-24
《バロックの森》フルートが活躍するバロック名曲①
土曜、日曜日が『リクエスト・ア・ラ・カルト』で長い事続いてきたNHK-FMの『バロックの森』。平日のお勉強的な内容とのコントラストで、楽曲の詳しいお話しではなくて思い出話やナビゲーターさんの日常を伺わせる話は別な一面で面白かった。家庭菜園をされていたようで、朝に遊びに来る野鳥の話題など大好きでした。リクエスト・ア・ラ・カルトが日曜日だけになったのは、リスナーからのリクエストが減っているのか、昨日久し振りに日曜日の放送を聴いていたのですけれどもリスナーさんの思い出話なども少ないのでしょうか。
2011-01-23
くまモンが頑張っているので、熊本の年になれば良いな。とは思う反面、熊本にはクマがいると思われているイメージは払拭できなくなりそうで複雑な心境。
熊が南日本でも出没しているとニュースで取り上げられている昨今、熊本は名前からイメージを抱いている人が少なくなさそう。新幹線が全線開業で、来熊が増えればクマが出るような街ではない事は分かって貰えると思うけれども、恐竜の化石が出たり、熊本城の印象は都会的な印象は引き出しにくいでしょうね。熊本城よりも高い建物は建築してはいけない。熊本城が見えない景観にしてはいけない。と条例にはあるので街中からの写真も熊本城がはいるのでやむを得ないところ。でも、遊びに来た人は悦んで貰えるのは楽しい事です。
2011-01-22
《バロックの森》ルイ15世時代の音楽⑥ ヴァイオリンはダンスのための楽器
天使がヴァイオリンらしきものを携えている古い絵画や彫像が、幾らもあります。『らしきもの』とされているように、よくよく観ると違うよう。そもそもヴァイオリンは、いつ頃どういう経緯で誕生したのでしょう。結論を先に答えるならば根拠不明。音楽史の上でヴァイオリンの名手にして、今でも演奏される機会の多い重要な作曲家はコレルリ。ヴァイオリン音楽を芸術音楽として最初に記録されます。もしもヴァイオリン音楽を発展させるヴィヴァルディの存在がなかったとしたら、現在の認識以上に誰もが知った作曲家の名前になっていた事でしょう。
楽器を手にしている絵画としては女神が抱いているハープが最も古いもの。総ての楽器の発展の源にはハープがあります。これも現代のようなメカニックを持ったハープではなく、竪琴。もとは猟のための弓を遊び半分だったのか、魔除けのマジナイかかき鳴らしていた行為が音楽の根本だというのが音楽史のお勉強には出てきます。
さてヴァイオリンですが、1,500年半ばに唐突に登場します。ほぼ現代のヴァイオリンの構造をしている事は驚きですけれども、その形状や大きさは多様性を極めていました。バロック・ヴァイオリンと言われる古い楽器を観ていると昆虫を観ているような錯覚を感じます。バッタに似ていませんか。葉っぱに擬態できるナナフシに似ています。
2011-01-21
熊本の空、赤い月が昇ってきています。
朝から曇っていて月は観られないだろうなぁって、諦めていたら真っ暗な中に月だけが異空間を感じさせるように昇ってきていました。目視では少し赤みを帯びています。今日は風もなくて冷たいという空気感はありませんけれども、落ち着いている穏やかな感じはしません。何だろう、ざわざわした予感がします。
写真で撮すとこんなに真っ暗なんだけれども、月明かりがさしているところは歩くのにも心配はありません。ただ、唐突に闇の中から人が現れて1度だけびっくりしました。向こうも驚いたのでしょう。挨拶をしてきたので返事しました。同じ返事が返ってくればたぬきだと言う事だけれども、返事への返事は挨拶ではなかったので大丈夫でしょう。
2011-01-20
[今夜のお薦めクラシック]ヴィオラで演奏したピアノ三重奏曲の演奏会 NHK-FM 2011/1/20 19:30 放送。お薦め度 ★★★★
ヴァイオリンよりもヴィオラの方が、チェロに対抗して強さが出るかも知れない・・・ショパンが、18歳の時に作曲した『ピアノ三重奏曲』について親友ティトゥスに書いた手紙にあった言葉です。ピアノ・ソロ曲のほかには2つのピアノの為のコンチェルトというジャンルだけを書いたような言われ方が良くされるので、非常に気の毒な存在になっていますけれども室内楽は地味とは言え独特の味わいを持っています。普段はヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオで演奏されている『ピアノ三重奏曲』を、今夜放送される「ベートーヴェン復活祭音楽祭2010」からの演奏会ではヴィオラを使っています。ショパンが言っていた『ヴァイオリンよりも』という言葉を実践するものです。興味津々。
名盤カレンダー☁1月19日 チャイコフスキー:交響曲第5番
畏怖を漂わせる音楽家は少ない。「鬼面人を驚かす」と評されたエフゲニー・ムラヴィンスキーが、指揮者では頂点に置いて良い存在でしょう。トスカニーニや、カラヤンが発散している輝きのようなものとは別の強じんなエネルギーを感じさせていました。カラヤンが残したレコードからも、トスカニーニの録音からも聴けば指揮者の姿が浮かび上がってきます。ムラヴィンスキーの指揮姿は、カラヤンやトスカニーニほどにも観ていないし記憶も薄いものです。それなのにレコードからムラヴィンスキーが感じられるのです。
今日のレコード エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル チャイコフスキー:交響曲第5番 海外盤CDは Symphonies 4 5 & 6 、SHM-CDは チャイコフスキー:交響曲第4-6番
2011-01-19
[今夜のお薦めクラシック]第1693回 NHK交響楽団定期演奏会 NHK-FM 2011/1/19 19:00 放送。
旅は必要に迫られない限り、観光旅行はしなかったブラームス。ウィーンからあまり移動していないのかな、と印象があるけれども地図にしてみるとヨーロッパの端から端まで目にしている事になりますね。ヨハン・シュトラウスのように西はスペインから、東はロシアまでとはいかないけれども当時の旅は飛行機で目的地へ行くわけにはいかないから旅の途上で車窓からとはいっても国々の様子、乗客が演奏する地方の音楽を楽しむ事は出来たでしょう。
2011-01-18
[お願い]受信メールがウイルス感染していましたので削除しました。ショップサイトへメールされた方は、改めてメール、コメントを頂きますようお願いいたします。
本日(2011年1月18日、火曜日)の午後3時半に受信したメールがウイルス感染していましたので、削除しています。ショップサイト宛のメールですので、お問い合わせ或いはオーダーのメールを送られた覚えがある場合は再びメールして頂くと同時に、サイトにコメントをください。よろしくお願いいたします。ーーー アマデウスクラシックス
[今夜のお薦めクラシック]インゴ・メッツマッハーのアバンギャルドなプログラム NHK-FM 2011/1/18 19:30 放送。期待度 ★★★★☆
新しい音を恐れるな・・・と、著作も知られているインゴ・メッツマッハーとベルリン・ドイツ交響楽団の演奏会がNHK-FMで、今夜放送。おと年(2009年3月)に急きょ来日公演をして、話題と成りました。なかなかに名前は覚えにくいのですが、将来のマエストロ。現在、まだ53歳。指揮者としていよいよの妙齢。異色な存在に属するマエストロになりそうです。期待度 ★★★★☆。
インゴ・メッツマッハー著 新しい音を恐れるな 現代音楽、複数の肖像
世界の名盤を半額で聴く好機到来!! 新春お年玉セールで在庫総てを"半額"対象といたします。
新春お年玉セールを開催中です。
世界の名盤を半額で
1月31日まで大セール。
対象は全品。総てアナログ・オリジナル盤です。
オーダーはメールで2011年1月31日、23時まで受け付けます。
レコードの詳細、オーダーメールのアドレスなどはショップサイトで確認してください。
http://amadeusclassics.otemo-yan.net/
SOLDOUT★スリムで美しい★ワルター、モーツァルト:後期六大交響曲 2EYEラベル、初発BOX
世代に関係なく話題にすぐ入れるのが嬉しいクラシック音楽。ロックはお気に入りのレコード、CDのジャケットを見せて貰っているだけで年代が把握できる感じがします。ジャズもそういったところが若干あるかな。マイルス・デイヴィスが好きだと話しがあったところで、好きなアルバムのタイトルをあげて貰うと世代で別れるものです。どのアルバムから聴くようになったと言うことなく、その人の実年齢が愛好するレコードに添っているのが感じられるもので、音楽は時代を反映しているものだなと思います。
さて、時代の音楽ではなくて歴史の古いにかかったクラシック音楽のレコードはそれほどではないもので、「ワルターのモーツァルトは」と言っただけでの素敵なところ、少し残念なところがおおむね意見が揃うと又面白いものです。でも世代間は出てくるもので、ワルターのモーツァルトには三つの顔があったんだと気がつくのです。ウィーン・フィル、コロンビア交響楽団、ニューヨーク・フィル、あなたのワルターのモーツァルトはどれですか?
このレコードは、2011年1月14日にSOLDOUTしました。
SOLDOUT★大チャンス!!カザルス・フェスティバルでの羨望の一枚★カザルス、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ブルー・ラベル、1stラベル
幻の1枚。と、までは言いませんけれども、伝説の演奏を耳で確かめる事が出来ます。1960年のパブロ・カザルスがプエルトリコで行ったフェスティバルでのライヴ録音盤は、数万円で取引されていたレコードです。弦楽器の録音盤、チェロは特に市場価格はとても高いジャンルです。
それがどうして特価に出来たのだろう。時代の流れは巡りめぐると言うけれども、時に辛い期間がやってきます。何かとても巨大なものが、全体のバランスを取り直そうとしているようですね。今年は指揮者、レナード・バーンスタインが没後30年で、注目が集まっているようです。バーンスタインの名盤や、知られざる録音が目にとまりやすくなっています。これはリバイバルブームと言う事で分かりますが、時同じくして思いがけない出物が登場します。このカザルスのレコードもそうした1枚なのかも知れません。
このレコードは、2011年1月14日にSOLDOUTしました。
☆通販レコード 2010年11月19日時点のコンディション☆
2011-01-17
[今夜のお薦めクラシック]エリック・ル・サージュのオール・シューマン・プログラム NHK-FM 2011/1/17 19:30 放送。お薦め度 ★★★★☆
待ってました!!ショパンの誕生日は2月か、3月なのか? 2つの説がありながら、『どちらも誕生日で良いじゃない』とショパンの愛するポーランドの人たちは争い会うことを放棄。どうせだからと1ヶ月間ショパンの誕生日を祝っています。昨年はシューマンもショパンと同じく生誕200年の記念年であったわけですけれども、シューマンの生誕を祝うコンサートを聴き逃していましたから今夜の放送は楽しみ。RCAに録音があるのに、5年ほど前からアルファレーベルでシューマンのピアノ曲全集を録音しているエリック・ル・サージュさん。パユやメイエのパートナーとして何度も来日して演奏を聞かせてくれていたので、名前より前にお顔はしっかり記憶してしまいました。
今年1月には、『第11集 Alpha 169』がリリース。「アベッグ変奏曲」、「子供の情景」、「ベートーヴェンの主題による練習曲」、「謝肉祭」と入ったRCA盤でも人気のあった曲がいよいよ登場しました。mp3ダウンロードも出来ます。 ダウンロード:Schumann: Klavierwerke & Kammermusik XI
粉雪越しの昼空の半月。
月明かりに目が覚めてしまいました。少々背中に悪寒を感じていたので風邪の予防に「葛根湯」を呑んだら、30分ほどで眠くなったので日付が変わる頃に就寝。今日は月曜日なので最悪ゆっくり寝ていても大丈夫だな、って横になったのですけれども。6時ぐらいにはなっているのかな、と思いきや2時半でした。
土曜日、日曜日は2日続けてお昼前からのお出かけ。昼に働くことは普通なのだと、感じては居ても陽が暮れ始めてのことが多くて、一仕事が終わって月がまだ明るい空に浮かんでいたのが綺麗でした。左の方などに黒く点々と写っているのは粉雪です。今の季節睡眠調整は難しいけれども、お日様が出ている下で働くことが嬉しく助かります。昼の仕事はわたしの半分の顔。
2011-01-16
2011-01-14
[今夜のお薦めクラシック]第1692回 NHK交響楽団定期演奏会 NHK-FM 2011/1/14 19:00 放送。
注意!注意!あとで「えっ」って残念がらないようにご用心。今夜のNHK交響楽団の定期演奏会は、プログラムの曲目を観ただけでは"落とし穴"にかかりそう。2曲目にラヴェルの"クープランの墓"があるので、わたしも見のがすところでしたけれども後半プログラムの《展覧会の絵》はリムスキー・コルサコフ編曲版での演奏です。
- 第1692回NHK交響楽団定期公演 -(管弦楽)NHK交響楽団
- 「交響詩“はげ山の一夜”」ムソルグスキー作曲、リムスキー・コルサコフ編曲
- 「組曲“クープランの墓”」ラヴェル作曲
- 「組曲“展覧会の絵”」ムソルグスキー作曲、リムスキー・コルサコフ編曲
(指揮)イオン・マリン
~NHKホールから中継~via cgi4.nhk.or.jp
《ご案内》2011年1月14日、金曜日の午後にメンテナンスがあります。Webページの表示が安定しないと思いますのでご案内致します。
午前2時頃に帰ってきたiMacを前にしているけれども、昨日と比べてとっても冷え込んでいる熊本。雪が降るかも知れない感じです。ストーブでなかなか部屋が暖まらないので、やることも取りかかれない気持ちです。レンタルサーバからメンテナンスの案内メールが来ていたので注意のご案内です。
【実施日時】
【サービス停止対象】
2011年1月14日(金)15:00~16:00
※全体の作業時間は上記の通りですが、
実際にお客様に影響の出るダウンタイム時間は数秒となります。
※終了予定時刻に関しましては、作業の状況により変更する場合があります。
・WEB サイトの表示
※ 数秒単位での停止となります 【メンテナンス内容】
データセンターのネットワークメンテナンス
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。
「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
2011-01-13
[今夜のお薦めクラシック]ヤナーチェク弦楽四重奏団演奏会 NHK-FM 2011/1/13 19:30 放送。
純朴且つドラマティック、最近の演奏風潮に流されることなく、堂々としているのにシャープにきれる時は若手の弦楽四重奏団が忘れている鮮やかな血しぶきさえ見える様な演奏を繰り広げるヤナーチェク弦楽四重奏団は、子供が生まれてくる時には片手にヴァイオリンを手にしているとさえ言われているチェコにあって至宝中の至宝。でも、ハタキをかけて手にするアンティークではありません。結成は1947年。現役最古参のグループではないでしょうか。クラシック音楽から目を転じると、ローリング・ストーンズとかクラッシュに喩えて良いと思います。事実、日頃クラシックのレコードに親しんでいないロック、クラブ青年が目を見張ったグループです。バンドと言っても良い感じだけど、アンサンブルではなくグループという表現でクラシック・ファンにも分かるように心がけました。
2011-01-12
[夕食]鏡開きの善哉をどうぞ。まめまめに活躍して、粘り勝ちしよう!!
善哉も今では年中味わうことが出来て特別味が無いのだけれども、鏡開きで形の不揃いなお餅を一緒に頂くことに意味合いがあるのでしょうね。熊本では今でも行事にしている会社が少なくないようです。鏡餅用の煮た小豆を街の団子屋さんで売っていることもあります。小豆を煮て用意するのが大変ではあるんですよね。未来的な電磁コンロでは出来るのかしら、それなりの火力がないと上手く小豆が煮えないと思います。電気ポットでグツグツ煮る方法もありますね。
オフィシャルブログは、クラシック音楽を楽しむアマデウスレコードです。 「組曲第4番」はブログランキングに参加しています。
2011-01-11
日本時間午前4時。早朝のクラシック鑑賞は、スカラ座からの生中継インターネットライヴ。
曲目は、前半が
ルイジ・ダラピッコラ作曲 ウリッセから組曲A
ソプラノ:マヌエラ・ビッセグリ
バリトン:ルチオ・ガルロ
後半は、
リヒャルト・シュトラウス作曲 アルプス交響曲
指揮:ダニエル・ハーディング
管弦楽:スカラ座管弦楽団
ヴェルディのデスマスクと、音楽は100年前に録音された「プロヴァンスの海と空」 [1912]
髭が生えている男の人は、わたしには個人格を認識できない。ヨハン・シュトラウスのようにしっかりとかっこよく髭を整えていて似合っている友人が居ます。夏に出逢った時は白い涼しげなスーツに帽子といった出で立ちでした。まさにヴェルディの「プロヴァンスの海と空」が漂うような男性です。もみあげや顎髭もしっかり黒々というのは魅惑を感じるのですけれども、唇の下に剃り残しか無精髭かなと思えると整えているという印象は感じられません。そう言う男性だとそのちょろちょろとした印象だけで、顔立ちや知性まで記憶に残らない質のようです。
ガラスケースの中はヴェルディのデスマスクや肖像を彫った飾り物 via travel.webshots.com