ショパンのピアノ曲集ではなくて、『ショパンに捧げられた』ピアノ曲集。ニューエイジ・ミュージックやリラクゼーションとしてではなくて、ショパン以降のピアニストで作曲家でもあった有名音楽家たちが演奏会で弾くために書いた珠玉の銘品たち。本当に『銘品』という言葉がしっくりします。アルバムの標題になっているグリーグの2分に満たない可愛い曲は、ショパン風と言うよりもフランス・バロック時代に肖像画のように、貴族を音楽で表現した“肖像音楽”・・・そうした、呼び方が打倒かはわからないけれども。劇音楽にショパンがなった時のテーマ曲のような印象の曲から、スペインのショパンと言われたフェデリコ・モンポウの20分を超える《ショパンの主題による変奏曲》まで大小の宝石のようなピアノ曲集。 http://amzn.to/jPgNPk
Album Details : Among the many recordings celebrating the 300th anniversary of Chopin's birth, this disc will stand out as an historic record of the composer's extraordinary influence and legacy. Chopin's unique style of piano writing transformed the way in which composers wrote for and thought about the piano. Many composers and pianist-composers have felt moved to pay their respects to Chopin by writing their own works in homage of Chopin. This collection includes works by Mompou, Grieg, Tchaikovsky, Godowsky, and others. via amazon.co.jp
何故か、どうしたものか映画『宇宙戦争』を見たあとなどは、息をひそめて窓の外を伺いながら朝が来るのを待っていたりします。遠くから聞こえてくる車などの音の様子に集中できるのが、このアルバム『ショパンへのオマージュ』の曲たちを聴きながら過ごすこと。一人の時間を静かにやり過ごしたいときの音楽に最適です。
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